沖縄のちんすこうとは

沖縄のちんすこうとは沖縄の伝統的な焼き菓子のことです。外観は薄めの茶色をして細長くて厚みがあり、側面にはギザギザの切り込みがあります。原料は小麦粉や砂糖、ラードを主な原料とし、ビスケットのような食感で甘さは控えめです。

沖縄への観光客向けに箱に詰められて土産品としても販売されよく知られています。

歴史をたどると1429年から1879年の琉球王朝の後期の時代まで遡ります。

中国王朝から派遣される使節の食事を賄うために、その料理法を学ぶために中国へ渡った料理人が持ち帰った中国の菓子に日本人から学んだ日本の菓子に独自のアレンジを施して作られたものとされています。

当時は琉球王朝の王族や貴族に祝いなどの折に出され食されていたとされています。何代にも渡って王朝に使えていた料理人が明治時代に入って1908年に菓子店を開業し、レンガの釜で焼いたちんすこうが販売されるようになりました。
すでにこのころから沖縄と日本本土との間を行き来する人達の間で土産ものとして重宝されていたようです。

当初は丸い菊型をしていたちんすこうではありましたが、米軍基地にあったクッキーの型抜きを利用して、形も細長くてサイズも1口に入る大きさに改良して、又、大量生産の体制も整って行きました。ビニール袋に入れられ沖縄県の本土復帰や海洋博の機会を利用して土産菓子としてさらに広まって行きました。

当時は商標登録が認められなかったために多くの菓子メーカーが参入して製造販売するようになりましたが、正式の技術を受け継ぐ店は3店舗だけといわれています。
1996年ごろにこの菓子の製造卸業者がチョコレートでコーティングしたものが開発され販売されました。これが広まるにつれ味のバリエーションも広がって行きました。
例えばチーズ味のものや、パイナップル味、芋味、塩味などのものや形も様々な形のものが出来ていて販売されるようになりました。

材料が簡単なために自宅で作ることも可能です。約20個分作る場合はショートニングを100グラム用意します。それをボウルに入れてそれに薄力粉を200グラム加えよくかき回してクリーム状にします。そこへ砂糖を100グラム入れて混ぜ合わせます。それを一定の形に成形して170度Cのオーブンで約15分焼くと出来上がります。ショートニングの替りにバターを使うとクッキーになります。
ネットにおいては400年の伝統の味を伝える本舗の店があり、通信販売も行われています。

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